ピチピチの(⟵今の人たちはもやはピチピチも分からない疑惑🤦♀️)20代から「食堂のおばちゃんになりたい」と思っていたサブ。
でも、もう飲食はやりたくないと何度も思うタイミングがあった。
5年続けたガストでのバイト。
そこでも何度も辞めたいと思っていた。けど、その時はメンバーが楽しくてなんとなく続いた。



大学生になって、大学生=バイトでしょってのと、車も持つようになって、遊ぶお金も欲しいなってことでアルバイトを探す。
当時、沖縄の最低賃金は604円。
時給が高かったのはサンエーやイオンだったけど、レジかぁ…って気持ちがあって、時給の高さじゃないよなーって思ったのと、親に見てもらえる仕事がいいなってので、飲食店を探した。
大学生と自宅の間の北谷町。みんながよく知るアメリカンビレッジのある北谷町。
オープニングスタッフだとみんなスタート同じだから楽しそう✨という理由で当時沖縄進出後のすかいらーく、ガスト北谷町の面接を受けることに。
大学1年生なんて、面接には慣れているので、あっさりと合格㊗️
5月のゴールデンウィーク明けから研修が始まった。
お金を貰うために働く。
誰も知らない空間。ファミレス。もはや、ファミレスって行ったことない。
全てが初めての経験。
タイミング的に大学1年生が多く、割とすぐに打ち解けて仲良くなった。
大学のスケジュールによってはランチに入れる日もあったので、ランチ勤務の奥様方とも楽しくやっていた。
オープニングスタッフの研修は本社から社員が来て、全員初心者に指導をする。
毎日怒鳴られて、なにが悪かったかわかるか?と言われ、なんでこのポジションさせてもらえないかわかるか?と言われ、すぐに辞めたいと思った笑
オープンの日から1ヶ月位は毎日行きたくないと思いながら働いていた。それでも歳の近いメンバーに助けられたりナイトタイムに勤務する奥様方に励まされたりでなんとか…。
結局、大学3年の1年間の国内留学の期間を挟みながら、就職するまでの5年間と、仕事を辞めて東京に出るぞ!となる時の約3年間位、ずっとガストに所属していた。
思い返せば同じアルバイトの子たちに「めぐさんに「しなす!」って言われた1人前として扱われたってことだよ」と言われていた。
この時から塩対応だった。



ガストでは、色んなことを学んだ。
全国チェーンのファミレスはマニュアルがしっかりしていて、歩幅や歩く速度から料理出しの順番、お皿の持ち方、バッシングの仕方、案内の仕方、提供の仕方、清掃の仕方まで全て決まっていたし、衛生監査員が突然くるし、店長以外はみんなアルバイトだから、みんながちゃんとやらないといけない空間だった。
世間知らずの私は当たり前のことが出来なかったし、視野は狭いし気づけない…作業の全てが遅いし、なんでそれが出来ないのか考えることもしてなかったし、シフトを減らされたりもしてたし、半年くらい、本当に毎日のように怒られていたし、店長にも嫌われていた。
今思うとよく続けたなーと思う。笑
オープニングなので、一定期間を超えずに辞める人は沢山いた。それなのによく続けたなー。
1番は親にも店長にも辞めたいと言えなかっただけだけど、一緒に働く人達が好きだった。
ガストで働いた約8年。色んな人と働かせてもらったし、色んなお客さんと仲良くなった。
ファミレスあるあるのクレーム対応もたくさんあったし、理不尽なことも沢山あった。
バイトのJKを泣かされたこともあったし、店長呼べ!と言われたことも。
それでも、やっぱり働くことが楽しかったし、バイトの後に遊びに行くのも楽しかったし、友達や家族が来てくれることが嬉しかった。
長く働いていたのでバイトリーダーみたいなこともさせてもらったし、苦手すぎて未だに克服してない新人教育とかもさせてもらった。
教えてた子がすぐ辞める悲しさも知った。
店長以外は全部バイトで回す店なので、達成感もやりがいもたくさんあったし、経験させてもらえたことは多かったように思う。
数字も徹底されていたので、ロスや勤務時間の削減や回転率の管理なども可視化されてて、意識するポイントが高校生のアルバイトでも分かるようになっていたので、死ぬほど忙しかったときのパソコン画面を見るのがみんな楽しみだった。
ホールスタッフとして加入したけど、最終的にはキッチンも、清掃スタッフも、何でもやる便利なスタッフになっていた。
ガストで出会った人たちには色んなことを学ばせてもらった。






苦手な人と働くこと、距離感、色恋沙汰…笑
一緒に働きたいと思ってしまう人はどういうことしてるのかなって考えるようになったことが1番大きかったように思う。
もちろん、仕事をしてくれる人、ケアしてくれる人だけじゃない。気を抜ける人も一緒に働きたいと思う人だったりすることも。
そんなこんなで、入れ替わりの多いアルバイトとしょっちゅう代わる店長、エリアマネージャー達と…。
ケンカもたくさんしたけど、飲食店で働くということのベースを会社と従業員の方々に叩き込んでもらった。
そんなんだから、店長試験受けないか?と熱心に誘ってくれるエリアマネージャーもいた。
いつも自信の無い私でさえ、
「自分は出来る子だ」と思ってしまうほどに。
次回に続く…