~サブ編
食堂の夢。。。
ピチピチの(⟵今の人たちはもやはピチピチも分からない疑惑🤦♀️)20代から「食堂のおばちゃんになりたい」と思っていたサブ。
でも、もう飲食はやりたくないと何度も思うタイミングがあった。
5年続けたガストでのバイト。
そこでも何度も辞めたいと思っていた。けど、その時はメンバーが楽しくてなんとなく続いた。
店長以外は全部バイトで回す店なので、達成感もやりがいもたくさんあったし、「自分は出来る子だ」と思っていた。
その自信は入社してすぐ、可愛い子好きの1年上の先輩に秒で打ち砕かれたのだけど。
ガストのバイト卒業してホテルに就職して、「飲食は卒業🙌🙌🙌」と思ってたらレストランに配属( ° _ ° )チ ─── ン
飲食店って学生がバイトするところっていう、イメージでどこかバカにしてる自分もいたし、バカにされてる感もあった。ように思う。
入社1ヶ月で退職願を出した。
研修をしてくれたお姉ちゃんのような存在だったマネージャーが全力で引き止めてくれた。
すごく綺麗な字でA4サイズ2枚。ぎっしりのお手紙をくれた。
あの頃は考えもしなかった。
たくさんいた新入社員の1人だったわたしにめちゃめちゃ忙し中、わざわざお手紙を書いてくれたことのすごさ。
当時は研修直後に辞められたら立場悪いのかな?くらいに思ったりしてた。(⟵最低。笑)
入れ替わりの激しいホテルの世界。20人いた新入社員が1年以内の脱落者がほとんどいなかったのはマネージャーの個々を見てくれるケアのおかげだったと思う。
そんなこんなで、引き止められてしまったわたしは、新入社員10人とともに系列のホテルが夏の間だけ開催する長崎の離島にある海の家の研修に行くことになった。
環境を変えてホームの心地良さを思い知らせる作戦。。。笑
船で渡る島。
週1の休みは本島に食材の調達に行って終わるという生活。。。
寮にはコンロがなかったので、晩ご飯はだいたいカップラーメン。。。
ここでわたしは一生分のラーメンを摂取してしまったため、相当なことがない限りラーメンを食べに行くことは無い。どうでもいい情報。笑
ここでは、初めてのことがたくさんあった。
予算の話、原価の話、回転率の話、初めての会議。
オペレーションを作ったり、動線を考えたり、メニュー作ったり…。もちろん聞かせてもらってただけどけど。何も知らない新入社員にはだいぶ大人の世界に入り込んだぞ!って思わせてくれる経験だった。
そして、レジのお金が合わないってことがどれほど重大なことなのかを思い知った。
ほぼ週一で過不足報告書を提出し、それに付随して死ぬほど叱られた。
経理のマネージャーは本気で鬼だった…。
マジで嫌いだったのだけど、その1年後、めちゃめちゃ助けられて、初めて笑顔を見て、めちゃめちゃお世話になることになる。。のちに、これまためちゃめちゃお世話になったお姉ちゃんマネージャーと結婚した事実を知ることになるのだけど😂😂
炎天下で丸一日働いたあと、死ぬほど叱られるというスパイラルのおかげでお金を扱うシビアさを学んだし、「以後気をつけます」のバリエーションが増えた。
お金を貰って働くことの意味。
お客さんに払ってもらうお金の意味。
バイトの延長の気分が抜け始める。
そんなこんなで、たくさんのマネージャーの引力によりわたしの心はつなぎ止められ、「飲食業」生活が続くことになる。
次回に続く。。。